?A Computer-aided Acquisition and Logistic Support
1988年頃になると、CALSは後方支援のみではなく調達(Acquisition)業務にも本格的な検討が進められるようになった。調達の文字を含む、Computer-aided
Acquisition and Logistic Support(調達及びロジスティックのコンピュータ支援)と称されるようになった。
?B Continuous Acquisition and Life-cycle Support
CALSは国防総省のみならず、産業界においても導入されるようになり、より産業界に馴染みやすいようにライフサイクルという言葉にロジスティックスを置き換えた。さらに、設計・製造を含んだ製品のライフサイクル全体をサポートする意味を持つようになったため、1993年には、Continuous
Acquisition and Life-cycle Support(継続的な調達と製品ライフサイクルの支援)と称されるようになった。
?C Commerce At Light Speed
さらに、エレクトロニック・コマースのコンセプトの出現により、CALSは電子商取引や電子決裁などの概念も視野に入れる必要がでてきた。それに伴い、複数の企業が特定の機能のみを受け持つことによって事業を行う仮想企業(Virtual
Enterprise)などの実現も可能となり、より新しい企業活動をサポートするようになった。それに伴い、CALSは1994年以降はCommerce
At Light Speed(光速電子商取引)とも称されるようになった。